落花生の良質な油はオレイン酸やリノレン酸などの不飽和脂肪酸で、豆の約50%も含まれています。肌への親和性が高く、肌の水分を保持し肌バリア機能を高めます。
ビタミンEが多く強い抗酸化作用があり細胞を丈夫にし、老化、がん、心筋梗塞、脳卒中予防し、血行を良くするので冷え性や血行不良による肩こりを改善します。
オレイン酸は余分なコレステロールを運び出す善玉コレステロールは減らさずに、動脈硬化の原因となる悪玉コレステロールを減らすとても優秀な脂肪酸です。
また、脂肪の約30%はリノール酸でこちらも血圧とコレステロールを下げます。
動物性脂肪とは全くの別物で落花生の脂肪のほとんどは太りにくい植物性の脂肪です。
落花生に多く含まれるナイアシン(ビタミンB3)は二日酔いの原因となるアセトアルデヒドを分解。肝臓への負担を軽減し二日酔いの予防効果があります。飲んだアルコールの分だけナイアシンも補給する必要があります。また、落花生に多く含まれるアスパラギン酸は有害なアンモニアを排出し利尿作用があるので悪酔いしない為にもお酒のおつまみに落花生は実はとても理にかなっています。
落花生に含まれる「レシチン」は神経伝達物質アセチルコリンを作り出し、脳の神経細胞の働きを活発にします。記憶力の向上効果がある落花生は受験や勉強のおやつに適しています。
落花生の薄皮に含まれるレスベラトロールは赤ワイン(ブドウの皮)と同じポリフェノールの一種。抗ガン作用、美肌効果、アンチエイジングです。
アクネ菌の増殖を抑えるニキビ予防効果、メラニンの生成を抑える美白効果、肌の弾力・ハリの維持などの美肌効果が報告されています。「ニキビができる」という落花生のイメージとは全く逆の効能が期待できます。
ハーバード大学で12万人を対象に30年間かけて行われた研究により、落花生を毎日摂取 することであらゆる原因による死のリスクが20%低下すること が示されました。また、ハーバード大学の研究では落花生を週2回食べるだ けでも死のリスクが12%低下することが示されています。
心臓疾患は24%↓
呼吸器疾患は16%↓
感染症は32%↓
腎臓病は48%↓
(ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン )
すごいですよね♪
当たり前ですが、たまに取り入れても良い成分を身体はずっと取って置けないです。
継続は力なり。
ぽりぽり食べるのもよいですが、毎日の食に取り入れたいものです。
こちらの写真はピーナッツたっぷりサラダ。
ドレッシングにピーナッツバターを練りごまのようにプラスし、炒り落花生を刻んでパラリと散らしてあります。
落花生と野菜のビタミンも効率よく吸収します。
こちらの写真は生の落花生を塩茹でし、煮汁ごと炊き込んだ落花生の炊き込みご飯。
栗のようなホクホクと落花生の油でコク深い味わい。
日常生活にぜひ取り入れて、健康寿命を延ばしましょう!
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